Mahoko Blog

7年目のアメリカ音楽留学生活...奇想天外な日々の中で感じたことをじっくり反芻しながら、丁寧に生きる。

自分のために続けてみたこと

ステイホームも2ヶ月半。自分の心を穏やかにする為に、ちょっとやってみたことがあります。

 

 

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今年の誕生日は、一人静かに迎えました。3月半ばから、直接は誰にも会っていないのに、お誕生日のメッセージをいろんな形で、あちこちから頂いて、ありがたいです。

 

一年前の今日は、まだ私のルームメイトは生きていて、いつものようにケーキにロウソクを灯して、私を待っていてくれたことを思うと、同じ場所に一人でいるのがとっても不思議な気持ちです。

 

 

 

新型コロナウイルス関連で、人の心が穏やかでないこのご時世、色んな情報やネガティブな言葉たちに、自分の心まで騒つかせない為に、1ヶ月前からやってみたことがあります。

 

  • SNSデトックス
  • 思考と気持ちの整理

 

FBは朝一で1スクロール、twitterでニュースを一瞬チェック、instagramは安否確認と読んだ本の記録用に、TVとYoutubeは一切なし、といった具合で、所謂ソーシャルメディアから少し距離を置いて過ごしていました。

 

 

家に籠ってやっている事は、

 

レパートリーのリサーチ

朝晩のジャーナリング

あとは読書

 

 

3月のロックダウン直後に、すべてのコンサートや音楽祭の予定が、はっきり"無し"になって、当初はなかなかモチベーションが上がらなかったのですが、これだけなんの邪魔もなく集中して勉強できるチャンスは、もう二度とないのではないかと気が付き、楽譜に向き合っています。新しいレパートリーの勉強、以前やった作品も改めて細かく突くと、まだまだやることがあって、また面白い。

 

数年前から持っているのに全然埋まっていなかった"5年日記"は、去年の6月頭にルームメイトが亡くなった日から、気持ちの整理の為に毎晩つけるようになって、あと数日で1年になります。私の人生で、こんな風に1日も欠かさずに続けられた事が他にあっただろうか…。三日坊主代表にとっては、快挙でしょう。

 

そして、今月からは、寝起き一番のジャーナリング(モーニングページ)を毎朝続けています。これは日本語で書くことにしているのですが、漢字を忘れ過ぎていて泣けてくる...けれど、朝一番で頭の中を空っぽにするのには役立っています。意外にも、寝起きの頭の中には、なんだか行き場のない思考だとか、感情、アイディア、To-do、迷い、疑問みたいなものが渦巻いているのに気がつきます。書くことで、はけ口を与えて頭を空っぽにしてあげるような感じです。

 

そして本。 学生の時は、寝ても覚めても文献と論文を読まざるを得ない生活で、わざわざ好きで読書する時間も余裕もなかったのですが、今月は 児童文学や詩集も含め、週2-4冊のペースで読みました。

 

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 (今月読んだ本たち↑)

 

 

色んな意味で、今年は穏やかに落ち着いて 誕生日を迎えられたな、と思います。

そんな訳で、昨日の誕生日は久しぶりに人と繋がれて、久々に文明の利器に感謝しました。🙏

 

夏の終わりか秋には、日本に帰ります。